信州・白馬八方尾根 8年目の日本酒造りプロジェクト「酒米 山恵錦(長野県農業試験場開発種)田植え体験イベント」開催
2024年5月14日 10時00分 八方尾根開発株式会社
八方尾根観光協会で進めている「白馬八方 日本酒造りプロジェクト」の8年目が始動します。このプロジェクトで誕生した地酒「白馬八方 黒菱」はスキー・スノーボードで訪れる国内外の方々から大変ご好評をいただいています。プロジェクトは毎年5月に開催される田植え体験ツアーからスタート。雄大な北アルプスを眼前に望む白馬村野平にて開催いたします。
八方尾根観光協会では、「八方のお酒をあなたが造る」のテーマのもと2017年から日本酒造りプロジェクトを行っています。長野県が新たに開発した酒米「山恵錦」を信州・白馬村野平地区の棚田と八方地区の圃場で栽培しています。
毎年田植え、稲刈りの時期には体験ツアーを開催しており、作業のあとには北アルプスを眺めながら白馬八方温泉の足湯とバーベキュー、日本酒の振る舞いが恒例!ツアーに参加していただいた皆様、地域の皆様とともに日本酒「白馬八方 黒菱」を造り上げています。
地域活性化を目指して
白馬八方尾根は、北アルプスの大パノラマと世界が認めた極上のパウダースノーと評される日本が誇る国際山岳リゾート地です。中部山岳国立公園にも指定されている自然が豊かな地であり、夏は登山、冬はスキー等と年間を通じて多くの観光客が訪れます。この日本酒造りプロジェクトは、白馬八方尾根のプライベートブランドを作るべく「八方のお酒をあなたが造る」というテーマのもと、白馬錦醸造元(株)薄井商店と八方尾根観光協会がコラボレーションをし、2017年にスタートしました。北アルプスの迫力ある絶景を見渡せる野平地区の棚田と八方地区の圃場にて、地域の住民や地元農家の皆様の協力の下、体験ツアーに参加していただいたお客様とともに田植えと稲刈りを実施。日本酒の仕込みと搾りは、白馬錦の醸造元である薄井商店が行います。
体験ツアーには、地元の高校生や関係者がボランティアで参加。地域活性化に向けた取り組みとして国内外のお客様や地域の方々と交流するだけでなく、昔ながらの手法で田植えや稲刈りを体験していただくことで地域で持続している産業や食の大切さも感じ取っていただいています。地産地消の酒造りによる地域活性化を目的に始まった本プロジェクト。一般公募により「白馬八方黒菱」と名付けられた酒は、観光客や多くの人が酒米作りから携われることから人気も高く、販路も広がっています。
インバウンド旅行客の増加と満足度アップ
信州・白馬村は通年で多くの外国からのお客様をお迎えしています。外国人観光客の間で日本酒が大変好まれていることから、日本酒造りプロジェクトはインバウンド観光をより盛り上げるための目的のひとつとして立ち上がりました。実際に、体験ツアーに自ら参加される、白馬をこよなく愛する外国人の方々もいます。また、最もインバウンド観光客が多いスキーシーズンでもある1月には新酒「白馬八方 黒菱」のお披露目会を開催。新酒の解禁を祝い出来栄えを楽しむという趣旨で、白馬八方尾根滞在中の外国人のお客様も多数ご参加いただいています。今後も、ストーリー性を持つ「白馬八方 黒菱」をインバウンド観光客向けにPRし、満足度の増加を図っていきます。
一年を通じた体験型のエコツーリズム
日本酒「白馬八方 黒菱」は、八方尾根観光協会が地域の農家と北アルプスの酒造とが協力し、酒米造りからおこなっています。酒米は長野県が新たに開発した「山恵錦」を使用し、信州・白馬村野平地区と八方地区で田植え・稲刈りを体験ツアーとして開催しています。田植えは毎年お子様から大人まで泥だらけになりながら、また稲刈りも「刈った稲を干すはぜ掛け」まで行い、昔ながらの手法で体験していただきます。その後は良質な水で知られる北アルプス大町市の薄井商店で醸造しています。月の満ち欠けのリズムに合わせて造られた「月詠みの酒」でもある「白馬八方 黒菱」。実際に完成するまで通じて体験していただくことで、皆に愛される持続可能なお酒造りを目指しています。
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