マッチングプラットフォームで福祉施設不足の問題解決を目指す

2023年8月10日 10時00分 株式会社アーバンライク

株式会社アーバンライク(本社:熊本県荒尾市、代表:吉野 悟)は、福祉施設不足という社会問題を解決すべく、Rashikuプロジェクトを発足。その第一歩として障がい者向けグループホームの建設や投資家、福祉事業者のマッチングを行う独自のプラットフォームを開発しました。

【プロジェクトの始まり】
代表取締役社長 吉野 悟
福祉施設建築に強みを持つ当社は、これまでも多くの設計・建築をさせていただいてきました。その中で、先日この事業を本格的にスタートするきっかけとなる出来事がありました。
福祉事業者から障がい者向けグループホーム建設の依頼があったものの、金融機関からの融資が実現せず、断念せざるを得ないケースが立て続けに起こりました。誰もがハッピーになれる事業なのに……。
私たちの中に課題解決に対する熱い思いが募りました。カギはネットワークの構築とDX化。私たちRashikuはパートナーシップを重んじながら、グループホーム事業の推進に貢献します。

事業責任者/末政 道人
今回Rashiku事業をスタートしてから色んな福祉事業者様とお話する機会をいただきますが、お話いただく中で障がいをお持ちの方や、そのご家族のお悩みなど私たちの知り得ない事情をお聞きします。
何かしらのハンディキャップがあるだけで私たちの当たり前が当たり前じゃなくなる。そのような問題を少しでも解決できればと思います。その為に是非、皆様のお力添えをいただきたいと思っております。

全国の障がい者向けグループホームの数は、障がい認定のある全人口の約7.4%しかなく、圧倒的に供給が足りていません。Rashikuプロジェクトでは、グループホーム事業に関わるさまざまな人をつなげることでグループホーム設立を円滑に進め、社会インフラを整備したいと考えています。
福祉事業者、投資家、土地オーナー、建築会社。それぞれのリソースを生かすことができるよう、適切なマッチング環境を提供していきます。
【ビジネスモデルについて】

Rashikuのビジネスモデルでは、ステークホルダーの「リスクを最小化できる」という点が大きな特徴です。
また、福祉事業となりますので、保管収入は国から、住宅収入は行政から守られており、安定性や信用性が高いというメリットがあります。
具体的には、投資家の方は長期資金運用の形成がしやすくなる。事業者の方は初期費用を抑えることができ、事業拡大や新規事業参入がしやすくなる。といったメリットがあげられます。

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