「広報はラッピング」だ

2023年で創業20年、オンラインダーツの国内シェアNo.1を誇るダーツライブ株式会社の広報機能を支えている谷津沙夏さん。
「広報はラッピング」だと語る彼女にPRの秘訣や今後の展望を聞いた。

【広報はラッピング】

創業当初、ソフトダーツは今ほど一般の方々に馴染みがありませんでした。
「ダーツを知ってもらいたい。楽しんでもらいたい」そんな想いでダーツマシンや私たちのサービスを知っていただくため、会社としてもプロモーションに注力してきました。
ユーザーが楽しんでくださるキャンペーンやイベント企画を地道に打って、ダーツのファンを増やしてきました。

その甲斐もあって、「ソフトダーツといえばダーツライブだよね」と認識していただき、
結果的に、テレビドラマやバラエティ番組などからダーツを使いたいと声をかけて頂く機会も増えました。

そしてサービスプロモーションとは別の角度から「会社を広報する」ということで、広報部が立ち上がりました。

広報はラッピングだと思います。
例えば同じチョコレートでも、どんなパティシエがどんな想いで作ったものなのかをパッケージに書き添えたり、贈り物にする際には相手のイメージに合う包装紙で包んでリボンを掛けてメッセージカードを添える。
そうすることで、相手に贈り物を「届けきる」ことができると思います。

私たちは会社の”ラッピング係”だと思います。
会社や私たちのことを「いいね」と言ってくれる人を増やしたくて、どんな社員がどんな想いで働いているのか、会社がどんなものを作っているのか、ラッピングを施した”贈り物作戦”を通してひとりでも多くのファンと繋がっていきたいと思っています。

【社会的関心の高いテーマを切り口に】

弊社ではダーツを生涯スポーツと捉えたプロジェクトが各方面で施策を進めています。
小学校や児童館でのダーツ体験やクラブ活動をサポートしたり、高齢者の方がダーツを楽しめるようなイベントを実施するなどし、その様子をプレスリリースやオウンドメディアで発信しています。
”スポーツ”や”健康”など、どんな世代の人も関心がある切り口で打ち出していくと反響が大きいと感じます。

【今後は”ダーツ”ではなく”会社”のファンを作っていく】

弊社はダーツの会社!というわけでなく、ワクワクする何かを作っていきたいという考えを大事にしている会社なので、まだ世の中にない、みんながワクワクしてくれるような何かをこれからも創っていきます。

そんな弊社の想いに共感してくださる”ファン”を増やしていくため、コーポレートPRを強化していきたいと考えています。
弊社の雰囲気やカラーを知って頂けるよう、オウンドメディアや公式SNSを立ち上げ、コーポレートサイトも一新しました。

先日オウンドメディアで、大学院生時代に起業経験のある社員の記事を出したのですが、記事を見たリクルートさんから取材の依頼を頂きました。

今後はダーツとは関係のないところでも、弊社のことを知っていただく機会を増やしていきたいと考えています。

株式会社ダーツライブ

URL : https://www.dartslive.co.jp/ 広報担当 : 谷津沙夏