商品開発担当者ならではの視点で

「あなたをもっと魅力的に。」をビジョンに掲げ、「なりたい⾃分」に近づくための様々なサービスやプロダクトを提供している株式会社アルファブル。
恋活・婚活に特化した出張撮影サービス「Photojoy」やファッションコーディネートサービス「FUKUJOY」、男性のための結婚相談所「ヒーローマリッジ」の運営、メンズコスメブランド「MULC」の企画・販売などを行っている。

中でも同社が注力しているのがメンズコスメブランド、「MULC」である。
「なりたい自分を勝ち取る剣」をコンセプトに、プロダクトを提供することで自分の理想に向けて挑戦している男性を全力で応援し続けている。
ブランドコンセプトの中にある「剣」はこの「MULC」という化粧品を剣に例え、剣を持つことによって自分を奮い立たせてほしいという思いを表現しているという。

そんな「MULC」の商品開発担当を務めるのが、福本沙夜香(ふくもとさやか)さん。
主業務以外にもプレスリリースの配信やSNS運用を行うなど、マルチに活躍している彼女に話を聞いた。

商品開発担当者ならではの視点で

「MULC」は2期目でラインナップが2商品から18商品にまで増えたのですが、当初は「MULC」の認知度が低い状況で、改善が求められていました。

そこでまずはプレスリリースを配信することを通して、「MULC」を検索した時に情報がヒットする状態、メディア露出などを通して世の中に「MULC」に関する情報が沢山出ている状態にしたいと考えました。

プレスリリースに関して、訴求表現などは商品開発担当者である私が考えますが、広報担当者と連携しながら、画像を多めに入れることで商品の使用感をイメージしやすくしたり、繰り返し同じ言葉で「MULC」の特徴を伝えることでブランドの軸がぶれないようにしたりと、内容にはかなりこだわりました。

時には私の言葉として商品開発担当者の思いを発信することで、「なぜ今メンズコスメが必要なのか」という社会的背景や、「MULCを通してどんな世界を目指していきたいのか」という存在価値についても伝えられるように工夫しました。

このようにプレスリリースなどで「MULC」の情報を沢山残して置くことで、記者さんから「雑誌のオールインワン化粧水特集で調べていた時にMULCを見つけました」とお問い合わせいただくこともありました。

ユーザーとのコミュニケーションがカギ

1年前から個人のtwitterアカウントの運用を開始したのですが、MULC商品開発担当者としてユーザーさんと密なコミュニケーションを取ることで「MULC」のファンになってくださる方が増えたように感じます。

以前からお世話になっているメンズメイク研究所の方との繋がりからPOPUPイベントに参加したり、セレクトショップの販売員さんにおすすめのコスメとして雑誌で紹介していただいたりと、最近ではWebや雑誌を問わず「MULC」を発信する機会が増えてきました。

また商品の認知拡大に向けた取り組みとして3期目ではSNSに注力するようにしました。「MULC」は「レベルアップしたい」「垢抜けたい」と思っている方の第一想起になるブランドにしたかったので、ターゲットユーザーは絞りすぎずタッチポイントを増やすようにしました。

現在はメイクのBeforeAfterを配信するアカウントやメンズコスメについて紹介するアカウントなど複数のSNSアカウントを運用しているのですが、
直近2ヶ月間の総再生回数は234万回を超えており、SNSを利用している美容感度が高い層にもリーチすることができたのではないかと思います。

メンズコスメで自分を変えるきっかけを

メンズコスメはまだ男性が日常的に使うほど広まってはいませんが、「MULC」では誰でも使いやすい商品を提供していくことで、「かっこよくなって女性からモテたい」「年齢を重ねても清潔感ある大人な男性でありたい」などのそれぞれの想いを持つ方々に、メンズコスメの力で自分を変えるきっかけを提供したいと考えています。

2023年6月1日(木)には「撮影付きメンズコスメ体験サービス」をリリースしました。
本サービスはメンズ専門美容室にてヘアメイクと「MULC」のスタッフによるタッチアップでメンズコスメを体験いただいた後、イメージチェンジした姿をカメラマンが撮影するものです。

このサービスを通してメンズコスメを体験できる機会をつくり、なりたい自分になるための後押しをしたいと考えています。
また、変身した姿で写真を撮ることで、自分の魅力に気づいたり自信を持ったりできる人が一人でも増えればいいなと思います。

広報は会社の支柱

私は商品開発をしながら「MULC」のSNS運用を担当しているのですが、広報は会社の支柱になるものだと思っています。

広報というとメディア露出やSNS運用のみを想起される方も多いかと思いますが、商品やサービスの認知拡大だけでなく、売上をあげるためのマーケティング施策との連動、商品のブランディング、各ステークホルダーのエンゲージメントの向上なども担っていると考えています。

今後も広報担当者と連携しながら、「MULC」を通して一人でも多くの方が自信を持つことができるようなお手伝いをしていきたいです。

株式会社アルファブル

URL : https://alphable.co.jp/ 広報担当 : 福本沙夜香