お部屋探しのリーディングカンパニーとして、「住まい」や「お部屋」をベースに、メディアを展開している株式会社CHINTAI。
「雑誌CHINTAI」から始まり「CHINTAIネット」、ひとり暮らしの女性向け検索サイト「
Woman.CHINTAI」LINEで物件提案を受けられる「CHINTAIエージェント」など、その人に合った探し方ができるサービスを実施している。
そんな同社では昨年に広報室を立ち上げ、ブランディングを支えている広報室の大石 夏美さん（おおいし なつみ）に話を聞いた。

【広報立ち上げ1年でメディア露出数が約5倍に】

昨年の5月に広報室が設立され、この1年は仕組化と発信量に重きを置き活動してきました。
プレスリリースを配信する際はマスコットキャラクターのチンタイガ―を登場させるなど、目に留まる工夫もしています。
広報をする際、情報が広報室に回ってくる仕組みをつくりましたが、担当者の持つ情熱を社外の皆さんにお伝えできるよう、情報収集に加え直接担当者と話す事などを意識して活動しています。
結果、プレスリリースの配信数が約580％、メディア露出も約490％アップしました。

また、社外への発信だけではなく社内に向けた取り組みとして、業界動向や社員のインタビューが掲載されている「広報レポート」の配信も毎月行っています。
CHINTAIは約１６０人規模の会社のため、顔や名前部署は一致しますがその人の頑張っている事や目標をアピールする場を設けたいと思い社員インタビューの配信をしています。
インタビューを読んだ社員自身も、業務を頑張ろうと思うきっかけになればいいなと思っています。

【主業務以外の取り組みも積極的に発信】

CHINTAIでは、暮らしを豊かにするための芸術やスポーツ支援、学生応援などの取り組み
をしています。
バレエ協賛では、今までのロゴ露出に加え、ウクライナ芸術支援募金の実施、学生を対象としたチケット提供のCSR活動、記者会見の実施等を行いYahoo!ニュースや夕方のテレビ番組へロゴが出るなど、協賛10周年の中で一番の成果となりました。

また、社員が自分らしく働くための取組みの広報活動も積極的に行っています。
男性育休を応援する「ファミリーエクスペリエンス制度」という制度があるのですが、社内外とも制度がうまく伝えられていませんでした。

今回、担当者の想いや展望を発信したことで、社内外問わず大きな反響がありました。
結果、高校の新聞部からの取材や人事系メディアへの露出、広報の好調事例として広報系メディアへの掲載に繋がりました。
このように、多くの方にCHINTAIの取り組みを届けられたのは大きな成功だと思います。

【今後は企業背景や社員の想いを伝えていく広報を】

これまで仕組化と発信量に重きを置いてきましたが、今後は今まで以上に担当社員の持つ想いや熱意を伝える広報をしていきたいと考えています。
CHINTAIでは一つ一つのサービスに対して社員が本当に真摯に向き合っています。
なので、サービスが便利だという理由だけではなく企画背景や社員の持つ想いを伝えることで皆さんがより安心してサービスを利用していただけるきっかけをつくっていきたいです。
そのためにも、広報としてリリースの最新情報だけではなく社員の取り組みをより深堀した形で皆さんに情報を発信していきたいと考えています。
このような、企画背景や社員の持つ想いは2023年夏ごろより開始するnoteでも配信予定なので、興味のある方はぜひご覧ください。

【どんなに良いサービスでも知ってもらえなければ意味がない】

社内でいいサービスや良い取組みがあっても、それを積極的に発信しなければ知ってもらえるのはごく少数の方になります。
そのため、私たち広報がサービス内容だけではなく、担当社員の努力や想いを汲み取り、ユーザーに伝わりやすい形に変え、多くの人に届けるアプローチをすることが広報にとって重要であり最大の役割だと思います。
実際に採用の応募や営業支援に繋がっており、担当社員からも、嬉しい声を頂くことがありました。
今後も社員に寄り添いユーザーに届く情報発信をしていきたいと考えています。

プロフィール
株式会社CHINTAI
https://www.chintai.jp/
大石夏美（おおいし なつみ）
広報室