東京都内初!「スマートバス停」を活用した「デジタルを使いこなす『元気』高齢者育成事業」の環境づくり
2023年12月28日 10時00分 株式会社 YEデジタル
株式会社YE DIGITAL(※1 、以下 YE デジタル)が提供する「スマートバス停」を、東京都板橋区と国際興業株式会社(※2 、以下 国際興業)が導入し、同区北部に位置する高島平地域の中心となる高島平駅バス停2 番のりばにおいて、2023 年12 月13 日に設置いたしました。本件が、「スマートバス停」の東京都内への初めての導入になります。
■板橋区が取り組む「デジタルを使いこなす『元気』高齢者育成事業」
東京都は、2021 年3 月に策定した「『未来の東京』戦略」で核に据えた「子供、長寿、居場所」において、区市町村と連携して推進し、子供が笑顔で子育てが楽しいと思える社会、誰もが心豊かに自分らしく暮らせる長寿社会、誰もが求める居場所につながることができる社会の実現を目指しています。
その中で板橋区は「長寿」にフォーカスを当て、「デジタルを使いこなす『元気』高齢者育成事業」に取り組んでいます。
同区は、今後ますます進展するデジタル化の波に高齢者が取り残されないよう、実際に体験することでデジタル化への抵抗感をなくすことが重要と考え、デジタルを使いこなす元気な高齢者を育成するために、地域拠点でのデジタル体験環境を整備しています。今回、この取り組みの一環として、地域のバス運行事業者である国際興業と連携して、「スマートバス停」を導入いただきました。
■「スマートバス停」を活用することでデジタル社会の実装を体感
今回、「スマートバス停」を設置する高島平駅バス停は、板橋区北部に位置し地域でも中心となる東京都交通局(都営三田線)高島平駅の駅前のバス停です。
都営三田線と国際興業が運営する路線バスの交通結節点となっており、中でも2 番のりばは4 方面行きのバスが運行しているため、多くの地域住民が利用しています。
「スマートバス停」は、時刻表やバス運行情報に加え、お知らせをまとめて確認することができるため、行政情報やイベント案内など、さまざまな情報を発信することで、外出のきっかけづくりへの活用が可能となります。
YEデジタルは「スマートバス停」を活用することで高齢者をはじめ、誰もが身近にデジタル社会の実装を体感でき、公共交通での移動の利便性向上や地域の魅力再発見などを通して、豊かな「まちづくり」の実現に貢献してまいります。
※1 株式会社YE DIGITAL:本社 北九州市小倉北区 代表取締役社長:玉井裕治
※2 国際興業株式会社:本社 東京都中央区 代表取締役社長:南正人
※ 記載されている会社名、商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
(別紙)
板橋区高島平駅バス停における「スマートバス停」の運用概要
■設置日
2023年12月13日
■設置場所
●高島平駅バス停(2番のりば)東京都板橋区高島平8丁目3番地先:「スマートバス停」市街地モデルType-B 1基
■導入主体者
・板橋区(都市整備部)
・国際興業株式会社(運輸事業部)
■ バス運行事業者
・国際興業株式会社(運輸事業部)
■「スマートバス停」表示内容
・接近情報 ・時刻表(当該曜日の現在時刻帯を拡大表示)、路線図、乗り場案内
・お知らせ(行政情報、イベント案内)など
■各社の役割
・国際興業株式会社:スマートバス停の設置、運用(運輸事業部)スマートバス停の機器販売(商事部)
・株式会社YEデジタル:スマートバス停の開発、導入支援
■スマートバス停とは
従来、紙でバス停に掲示していた時刻表や路線図、お知らせなどをクラウドから一括配信し、デジタルサイネージや電子ペーパー等に表示します。IoT や省電力技術等を駆使し電子化した「スマートバス停」は、バス利用者にもバス事業者にも便利で使いやすい次世代のバス停です。様々な人にとって分かりやすい「スマートバス停」はまちづくりを支援いたします。さらに設置環境やニーズに応じ、Type A~Type D まで4 機種のラインアップをご準備しております。
高島平駅バス停2番のりば
「スマートバス停」
お問い合わせ
株式会社 YEデジタル