多様な樹脂をナノファイバー化する独自紡糸技術を開発
2024年5月24日 10時00分 株式会社ROKI
株式会社ROKI (本社:静岡県浜松市 代表取締役社長 島田貴也)は、従来技術と異なる製法で多様な樹脂をナノファイバー化する技術を開発しました。 本技術を用いることで多様な樹脂の紡糸や、綿状のナノファイバー不織布作製および任意の繊維径設定が可能です。今後、用途に応じた最適な機能性不織布として製品展開していきます。
【独自紡糸技術の特徴】
任意の繊維径で紡糸
多様な樹脂による不織布
綿状のかさ高いナノファイバー不織布
機能性を付与した樹脂による紡糸
【技術活用例】
① ポリイミド不織布
ポリイミドの優れた耐熱性・低誘電・化学安定性に加えて、柔軟性・透気度・含浸性等の
特性付与
二次電池(LFP-SiO)向けセパレータの充電特性向上(産業技術総合研究所と共同研究中)
高周波基板向け基材の柔軟性・耐熱性・放熱性向上
高温プロセスでのフィルトレーションを実現
② 水溶性ポリマー(慶應義塾大学と共同研究中)
水溶性ポリマーの膜の強度・耐久性の向上により、幅広いアプリケーションに適用可能
添付写真 : 本技術を用いた繊維シートの例
① ポリイミド不織布 (繊維径 200nm)
株式会社ROKI 2
ロール状サンプル
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綿状のポリイミド
② 水溶性ポリマー(繊維径 500nm)
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拡大写真
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