株式会社青山芸術（所在地：東京都港区、代表取締役：桂竜馬）は、運営する建築家プラットフォーム「アーキタッグ」や「titel（タイテル）」の更なる事業拡大及び経営体制強化のため、株式会社メルカリ取締役会長・小泉文明氏、株式会社 CAMPFIRE 上級執行役員 COO・藤崎研一朗氏、その他個人投資家より、J-KISS 型新株予約権の発行による初回資金調達を実施致しました。

▼株式会社青山芸術・コーポレートサイト
https://aoyama-art.com

青山芸術の概要

青山芸術は、日本全国の設計事務所・建築家との深く広いネットワークを有し、新しい仕組みを組み合わせたプラットフォーム「アーキタッグ」や「titel（タイテル）」を運営する企業です。

「アーキタッグ」は、設計事務所や建築系企業が案件やタスクごとにタッグを組む新しいプラットフォームです。忙しい企業や設計事務所と、案件に関わりたい建築家をつなげることで、お互いの利益に結びつく自由な働き方ができる仕組みを提供しています。人手が足りない設計事務所や建築・不動産企業等は、「依頼者」となりアーキタッグに対して案件の「パートナー」を依頼することができます。依頼を受けると、「アーキタッグ」が独自の建築家データベースでスキルや忙しさなどの情報を総合的にスクリーニングし、希望に合った最適な設計士がパートナー候補として紹介されます。

建築設計業界では一案件の完了までの期間が長く業務負荷が集中するタイミングもあり、忙しさの波が激しくなり人手の柔軟な確保や経営の安定化が難しくなることが多いため、繁閑の波がある特性を活かして設計事務所や建築企業の忙しさを共有することを目的にアーキタッグは創られました。建築設計業界に特化した、特許出願済みの新しい仕組みです。

▼「アーキタッグ」公式サイト
https://architag.jp

▼「titel（タイテル）」公式サイト
https://titel.jp

▼「titel biz（タイテル・ビズ）」公式サイト
https://titel.jp/biz

資金調達の背景

「アーキタッグ」は 2021 年 11 月の開始から約 1 年で多くの賛同をいただいており、すでに 1,200 名以上の建築家が登録するプラットフォームに成長しています。設計事務所のみならず建築系企業や不動産会社等の設計士を必要とする事業者にも利用が拡大しており、今後更なる拡大が期待されています。「タイテル」においても多くの顧客や企業からの依頼が続いており、住宅だけでなくオフィスやホテル、店舗や学校など様々な設計ニーズに応える場面が増えています。

▼建築家プラットフォーム「アーキタッグ」の登録建築家数が 1,000 名を突破
https://aoyama-art.com/release-2022-09-07

今回調達した資金は、「アーキタッグ」の利用者拡大に向けた認知向上やマーケティング施策、ご利用者の利便性を高める機能拡充や運営体制の強化を中心に充当する予定です。「タイテル」の顧客拡大に向けたマーケティング施策等も随時予定をしています。

主な出資者からのコメント

小泉文明氏｜株式会社メルカリ・取締役 President （会長）

「青山芸術社や代表の桂さんが描くビジョン、ミッションに共感し投資をしました。建築や設計事務所に関わる情報についてはどうしても人脈の中から選んでしまいがちで閉ざされていると感じている中、「タイテル」というプラットフォームを通じて本当に作りたい人の想いが実現でき、また成長することで世の中に輝く建築が増えていくことを期待しています。また、建築にまつわる働き方も多様化しており、アーキタッグが新たなソリューションとして業界をよりスムーズにしていくと確信しています。
　元同僚であった桂さんのセンスと行動力があれば、同社の描く未来が実現すると強く思っています」

藤崎研一朗氏｜株式会社 CAMPFIRE・上級執行役員 COO
「『アーキタッグ』はありそうでなかった建築家のプラットフォームで、解決する課題も明確ですでに需要も強く、着実に成長すると感じ投資を決めました。様々な方法でプラットフォームを拡大できそうで、日本の設計事務所の役に立てるサービスとしての成長を期待しています。『タイテル』についても、建築家という存在は知っていてもつながり方・選び方はまだ普及している方法がなく、タイテルがあらゆる建築の入り口になれるという意味でもとてもポテンシャルを感じています。
　桂さんは、一見おとなしく見えやすいタイプですが、内面は強い情熱を持っており未知な領域でも柔軟に飛び込み丁寧に周りの仲間を巻き込んで結果につなげることができる信頼できる人間です。責任感が強くどんな苦難でも粘り強くやりきってくれると信じています。大きな成功を楽しみにしております」