セミナー実施の背景

本年4月に成人年齢が引き下げられたことにより、18歳から親の同意なく様々な契約をすることができるようになりました。自分の判断でできることが増える反面、金融トラブルに遭遇するケースが増加するのではないか、とも考えられます。
また、消費者庁が公表してる令和4年版消費者白書※によると、障がい者の消費生活相談件数は、2012年と2021年を比較すると約1.2倍増加しています。
このような背景を受け、特別支援学級の先生方から「障がいのある人はどうしても騙されてしまいやすい傾向があるので、児童や生徒が将来金融トラブルに巻き込まれないようにするには、どのようなポイントを教えておくべきか」とご相談を頂き、教員の方向けに金融教育セミナーを実施いたしました。
今後も、小中高生や社会人の金融教育の推進に貢献してまいります。

※出典：令和4年版消費者白書目次 第1部 第1章 第3節 (1)2021年の消費生活相談の概況
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/2022/white_paper_108.html

セミナー参加者の声（一部抜粋）
・大変勉強になりました。お金に対してもっと関心を持っていかなければと痛感しました。
・今後のお金をどのように増やしていくのか、とても参考になりました。
・とても分かりやすい内容でした。何を子ども達に教えるのか改めて考えてみます。
・普段何気なく耳にしている言葉は実はとても大切なことだと分かりました。改めて勉強し子ども達に教えていきます。
・私自身「お金」については難しいというイメージがあり、恥ずかしながら自分から学ぶことを避けていました。本日のお話を参考に、もう一度お金に対して考えてみようと思います。
・金利などについてなかなか理解できていないところがあったので、とても参考になりました。子ども達にどのように伝えていくべきか考える機会になりました。
セミナー内容　【教員向け】知っておきたいお金の基礎
・正しい貯蓄方法とは
・金利の力・将来に向けてお金を増やしていくには
・キャッシュレスとの付き合い方
・身の回りに潜む金利の高いローンとは
・高校で必修となった資産形成のポイント

ファイナンシャルプランナーによる教員のための「お金の授業」概要
対象：小中高等学校の教員　※公民科・家庭科以外の教員もご参加いただけます。
日程：ご相談により決定いたします。
時間：1時間～1時間半程度
場所：学校の教室や体育館など
対応エリア：要相談

◇テーマについてはお気軽にご相談ください
・教員として押さえておくべき基本的な「金融リテラシー」
・いまさら聞けない「お金」のこと
・人生100年時代に多様化するライフプラン
・クレジットカードのメリット・デメリット

◇お申込み後の流れ

※児童・生徒向けに「出張授業」も行っています。
文部科学省の「土曜学習応援団」に賛同し、小学生・高校生に金融教育プログラムを提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000059559.html

講師紹介

平原直樹　ブロードマインド株式会社 マーケティング部 ゼネラルマネジャー
・資格：2級ファイナンシャル・プランニング技能士、第一種証券外務員、旅行業務取扱主任者、相続診断士、家族信託コーディネーター
・略歴：東京都出身。立教大学社会学部卒業後、東証一部上場のIT企業に勤める傍ら2006年FP資格を取得。 「資産運用」「退職金運用相談」を専門とし、全国の自治体を中心に年間100件を超えるセミナーを開催する傍ら、 相談業務やコラムの執筆等幅広く活動。